骨粗鬆症関連情報

2017.12.29

骨粗鬆症の治療について

骨粗鬆症の治療について

骨粗鬆症は「治らない病気」ではありません

「骨粗鬆症は治らない病気」とお考えではないでしょうか?実はそんなことはありません。今では効果的なお薬が色々と開発されていて、いくらでも手立てはあると言えます。
ですが、患者様のみならず、医療側の認識不足から「骨粗鬆症は老化だから仕方ない」などの誤解により、本来であれば防げたはずの骨がみすみす折れていっているというのが現状です。骨粗鬆症は「老化」ではなく「治せる病気」です。治療の進歩は目覚ましく、有効なお薬がたくさん開発されており、適切な診断と治療方針の選択によりかなりの骨折が防げる時代となっています。

骨粗鬆症の治療は続けることが大切です

骨粗鬆症ではお薬による治療が中心となりますが、治療を始めてもすぐに効果が現れるとは限りません。治療効果が得られるまでに半年や1年かかることもあります。なので、途中で治療をドロップアウトせずに、根気よく続けることが大切です。
また、お薬に効果により骨密度が増加して骨が丈夫になるまでの間は、転倒による骨折などに注意する必要があります。骨粗鬆症によって一度骨折してしまうと、その後の骨折リスクが高くなってしまいます。例えば過去に背骨を2個以上骨折した方の場合、1年以内に再び骨折する率は24.0%とされています。

骨折を減らす・寝たきりを防ぐことが当クリニックのコンセプトです

どのような治療方針を選択するかは、個々の患者様の状態によって異なりますが、当クリニックの基本的なコンセプトは「骨折を減らすこと」そして「寝たきりを防ぐこと」です。これが骨粗鬆症の最も重要な目的であると言えます。
日本は「長寿の国」と言われていますが、寿命が伸びても健康寿命(健康に問題がない状態で生活が送れる期間)が伸びなければ意味がないのではないでしょうか?寿命が伸びても寝たきりの状態では、むしろ不自由な期間が長引くだけという風にも言えます。