骨粗鬆症の予防

骨粗鬆症予防における食事・運動について

食事で骨粗鬆症は予防できる?

食事で骨粗鬆症は予防できる?骨粗鬆症の予防として「食事療法」が挙げられることが多いのですが、20歳前後の骨の成長期には食事が大きく影響すると思われますが、高齢になった時の骨粗鬆症ではそれほど影響しないと言えます。
例えば、骨粗鬆症の主な原因は「加齢」と「閉経前後のエストロゲン(女性ホルモンの一種)の減少」ですが、閉経前後で食事の内容がそれほど変わっていないのに、骨密度は急激に低下してしまいます。「骨粗鬆症の予防=カルシウムをたくさん摂る」とお考えの方も多く、確かにカルシウムを積極的に摂ることは大切ですが、それで骨粗鬆症が予防できたり、治ったりするわけではありません。
ですが、決してカルシウムの摂取を軽視しているわけではありません。カルシウムは骨を作る材料となりますので、いくら効果的なお薬を投与しても、豆製品や乳製品、海藻などのカルシウムを多く含む食品を全然摂らないということでは十分な効果が期待できません。なので、できるだけ食品からカルシウムを摂取することをおすすめしております。ただ、「カルシウムの摂取で骨粗鬆症が治るわけではない」ということをご理解頂ければと思います。

運動で骨粗鬆症は予防できる?

適度な運動は健康のために大切ですが、だからといってそれで骨密度が増加するわけではありません。そのため、運動には骨粗鬆症を予防したり、治したりする効果はそれほど期待できないと言えます。
ですが、運動により筋力をつけたり、バランス感覚を養ったりすることで、転倒による骨折を予防することができるようになります。骨粗鬆症になると軽い転倒でもすぐに骨折するようになり、その結果、大腿骨(股関節)を骨折したりすると寝たきりに繋がる恐れがあります。
このように骨折、そして寝たきりの防止のためには運動は有効であると言えます。

骨粗鬆症を予防するために

早期に検査を受けてお体の状態を知っておくことが大切です

骨粗鬆症、そして大腿骨頚部骨折(足の付け根の骨折)による寝たきりを予防するためには、早期に骨粗鬆症の検査を受けてお体の状態を知っておくことが大切です。検査を受けていないだけで、若い世代にも骨密度が低い方はおられます。そうした方は閉経までは骨を維持できても、閉経後、急に骨折しやすくなったりすることがあります。
まだ脊椎(背骨)圧迫骨折が起こっていないような段階から、骨粗鬆症の兆候を見つけるためには全身型骨密度測定器による検査が有効で、それにより早期発見、さらには早期治療をはかることが可能となります。
当クリニックでは、最新の全身型骨密度測定器(米国Hologic社 Horizon)を導入しております。

骨粗鬆症のリスクが高い方

次のような方は骨粗鬆症のリスクが高いと言えますので、当クリニックで骨密度測定を受けられることをおすすめします。

  • 閉経後の女性(60歳以上の方)
  • 70歳以上の男性
  • ヘビースモーカーの方
  • 飲酒量が多い方
  • ご家族の中に骨粗鬆症で骨折したご家族がいる方
  • ステロイド内服などの治療を受けたことがある方
  • 極端なダイエットをしたことがある方
  • 長期入院したことがある方
  • 痩せている方

骨粗鬆症のセルフチェック

ご自宅でできる骨粗鬆症のセルフチェック方法として、次のようなものがあります。

  • 壁を背にしてまっすぐ立つ
  • 背中や腰を壁につけます
  • この時、背中や腰が壁につかず、3cm以上空いているような場合には、骨粗鬆症の疑いがあります(ただし、背中や腰が完全につく必要はありません)

「もしかして骨粗鬆症かも…」と心配な方は、お気軽に当クリニックまでご相談ください。

TEL:06-4808-3333お問い合わせ
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